映画『風と共に去りぬ』後編 千葉テレビ
16:30から後編でした。
スカーレットとレットは
お互い愛し合ってるはずなのに
ボタンのかけ違いみたいに
歯車が上手く噛み合わない。
その連続。
似たもの同士だけに
惹かれ合う分、
反発し合うのか…。
何もかもが悪い方向へ転がっていく。
レットがもう少し器が大きかったら
スカーレットのわがままなところや
強がっているところも
包み込めたのに。
スカーレットも
いつまでもどこまでもアシュレーに執着していて見苦しかった。
仕事がうまくいき、生活には困らないお金持ちにはなった。
誓い通りに誰も飢えさせなかった。
決意したことを見事にやってのけたスカーレットの強さに圧倒された。
ただ、レッドとの関係は
壊れてしまった。
ハッピーエンドにしてほしかった。
スカーレットの強さが唯一の救いだ。
きっと、また立ち上がるだろう。
胸に刺さったセリフ①
レット『盗んだことは後悔しないが、牢獄に入れられることを後悔する泥棒みたいだ』
妹の婚約者を奪ったことを後悔はしないが、そのことで自分が地獄に落ちるのが怖いと泣いていたスカーレット。
それを見抜いて言ったセリフがこれ。
自分がした悪いことは全く反省しないけど、怒られることを恐れる、みたいなことかな。
わたしにもそんなところがあるので
ドキッとした。
ズルい自分を見透かされた気がした。
胸に刺さったセリフ②
スカーレットの父『この世で唯一価値のあるものは土地だけだ。土地は永遠に残る。』
最後のシーン、レットがいなくなり、これからどうしたらいいかわからないと泣き崩れたスカーレット。
そして、立ち上がった。
タラに帰ろう。故郷に帰ってから考えることにしよう、と。
身ぐるみ剥がされた時に、手段を選ばずに、必死にがむしゃらに土地を守った。
そこまでして守った土地があるからこそ、また立ち上がることができたのだ。
スカーレットのその後、
幸せになったのだろうか。
幸せな最後であってほしい。
土地を唯一価値のあるものとは思ってなかった。わたしも、父や母の住む土地をこれからずっと守っていこうと思った。